The third of my columns for the local Setouchi Times newspaper ran January 10, 2024, so I made it a New Year themed one. I discussed some American New Year’s traditions and my own preference for the slow, traditional feel of Japanese oshogatsu. The picture is of a set to drink otoso, an herbed sake that i had this year from a Yamane Seigan pitcher and an ochoko my son made.
You can read the first and second installments, as well!


Happy New Year!
2023年が終わって、2024年がやっと来ました。今の時期はとてもすきです。なぜかというと日本のお正月とアメリカのNew Yearは大分違うからです。
習慣や、やり方が地域・家庭によって異なると思いますが、アメリカではパーティーのような感じが多いです。12月31日の夜には家族や友達が集まるとオードブルやお酒を楽しみながらカウントダウンをします。都会だと花火が打ち上がることもあり、ニューヨーク市では年の象徴である「タイムズスクエア・ボール」が落ちて、0時に新しボールが上がることが有名です。
他の習慣もあります。例えば0時には夫婦やパートナー同士がよくキスをします。それは新年で幸運をよんで、夫婦で仲良くできるように信じられているからです。
0時になったら、皆が一斉にAuld Lang Syne(オールド・ラング・ザイン)という曲を歌います。元々スコットランド出身の詩人ロバート・バーンズ氏が書いた詩を音楽に合わせたものですが、日本では「蛍の光」で知られているらしいです。アメリカ人として初めて来日した時、お店が閉店する時間にこの曲が流れているのを聞いてかなり驚きました。まるで毎晩がニューイヤーのような感じがしました!
元旦になると、アメリカ人はよくNew Year’s Resolutions「新年の抱負」を立てます。「新年で痩せます!」や、「今年はお酒の量を減らします!」みたいなことを宣言しがちですが、もちろんほとんどはすぐ忘れ去られいつも通りになります。
これは限られているかもしれませんが、実家では元旦に「ブラック・アイド・ピーズ」という豆料理を食べました。和訳すると「黒目豆」といいますが、シンプルな煮豆でアメリカの南部の定番料理です。元旦で食べると新年の幸運につながると思われています。信じるかどうかは個人の判断です…
アメリカで新年は一晩で賑やかになりますが、日本と違って連休にはなりません。ある店は31日の夜の準備のために少し早めに閉店しますが、1月1日はほとんど通常営業です。公務員なら元旦は休みになりますが、2日からは完全にいつも通りになります。
個人的に、日本のお正月のほうが好きです。皆がゆっくり、のんびり集まって家族で過ごすことは良いです。そして何よりも日本のお正月の雰囲気が好きです。テレビでは着物姿が現れて伝統的な琴曲も流されているので、どこに行っても昔の日本の風情を感じます。
いつものバリバリ働く日本人がやっと落ち着くような感じで、やはりお正月がいいですね。
それでは、改めて明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
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