I seem to be catching up on myself with these posts (and messing up the numbering) but here is another of my Japanese language columns for the Setouchi Times newspaper. It’s about autumn in Japan versus autumn in my home. It’s a bit of fluff, but sometimes that’s all right.

秋について
秋が大好きです。「春か秋か」どちらがが好きかと聞かれれば春が勝つかもしれませんが必ずしもそうとは言えません。日本の秋は「食欲の秋」として美味しい食材がいっぱいですし涼しい天気で外遊びも楽しいです。もちろん紅葉の景色は良いシャッターチャンスを与えてくれます。
アメリカに住んでいた時でも秋が大好きでしたが理由がちょっと違います。
アメリカ・カンザス州の秋は日本と同じように収穫の季節で紅葉もあって、暑い夏が終わり外の天気が涼やかになる季節です。収穫祭的なサンクスギビング(感謝の日)はアメリカ人にとってクリスマスの次に大切な祝日であり11月にあります。
でも日本と違って欧米の秋も恐怖の季節です。秋とは世の中のあらゆる物が死んでいく時期なのです。木の葉が枯れて散り、たくさんの鳥が渡っていなくなり、いろんな動物も冬眠等して見えなくなります。太陽の光も弱っていく感じで徐々に寒くなって日が短くなります。そしてもちろんハロウィーンがあります。
大昔、ハロウィーンは子供にお菓子を配る日ではなくスピリチュアル的な祭日でした。古代の信仰では11月1日は新年が始まる日で、その前の夜にはこの世と霊界の間の壁が開けて、亡くなった方の霊が自由に行き来が出来ました。その霊がいたずらのしないように各家庭では美味しいものを玄関前において満足に食べさせたという説もあります。
長い年月を経て欧米のハロウィーンが変化して今は二面があります。一つは単純に楽しい祭日的なことです。
その信仰深い祝日が近代のワイワイ的なハロウィーンに進化しました。怖いコスプレをしている子供たちがいたずらしないようにおいしお菓子を配って楽しいことばかりになりました。
でも、まだまだ霊的な実質的に怖い面も残っています。日本の夏みたいに怪談を語る会もあります。ホラー映画は10月中にテレビに放送され映画館でも上映されます。
僕は怖い事が大好きな少年でした。(今はちょっと弱虫になったけど、まだまだ気味が悪い話が好きとも言えます…)ホラー小説を毎日のように読んでいてホラー映画を一人でドキドキしながら見ていました。なので秋は本当に自分に合っていたといつも感じていました。
日本に住み始めたころ夏は怖い季節という事にちょっと違和感がありましたが年を取るとやはり日本の秋の雰囲気が好きだなと思うようになりました。
だって、焼きいもと栗ご飯がぶち美味いんです!!