Setouchi Tsurezure Series #2 – New Interests

A closeup of a round, reddish and black bird.
A daurian redstart, as featured in the article below.

A scan of the article from the Japanese newspaper.

新しい趣味の味わい

この歳になると新しいこと始める事は遅いかもしれませんが、最近写真撮影が本格的に趣味になりました。

仕事の関係上、仕方なく始めた写真を最近では面白いと思うようになりました。それはスキルアップの為に勉強しコツをつかんだからです。やっと思い通りに撮れた時に「やっぱり楽しい!」と気づきました。

独学で教科書やインターネットで勉強しても、上達には限界があります。そうなるとやはり教室にお世話になるしかありません。今年の秋から「ひかり写友会」に入会し、岡本国治先生の下で勉強しています。他の会員さん達の作品を見て衝撃を受けました。僕は「まだまだだ」と実感しました。でもそれで良かったと思います。

なぜかと言うと、もっと頑張るという原動力につながります。自分が新しい技術を身につけることは一番楽しいことだと思いました。若い頃には色々遊び、楽しい事がありましたが、もしかして遊びにしか目を向けていなかったのかも知れません。今は若い頃のわくわく感が薄くなりました。やっぱり歳をとると学ぶ事が役に立つことだけでなく、楽しいことだと気づきます。

そして、今はいい写真の撮り方を学ぶことで人生に新しい彩りが付いてきます。

僕はもともと野鳥を見るのが好きで、散歩のときに野鳥を探して種類を調べたりしていました。最近はスマホアプリを使って自動で映像・鳴き声を分析し、見た鳥の品種が分かるようになりました。今ではカメラを持ち歩き、できるだけ綺麗に撮っています。撮った写真を見て「これだ!」と満足できるワンショットを見た気持ちは最高です。なので、いつもそのチャンスを探すようになりました。

そこも新しい趣味のいいところだと思います。いつものことが一味違うことになります。今は同じ風景を見ても以前とは見方が変わって、写真で撮ればどうかなと考えながら見ています。自然の景色への意識も変わりました。まるで、自分の一部になったかのように日常生活に影響を感じています。

ですが懸念もあります。特に経済的な。カメラ関係商品は安くありません。そして不思議と中毒性もあります。「これ、違うレンズで撮ったらどうかな?」とか「最新のカメラならもっと綺麗に撮れるんじゃない?」などを考えるときが不思議と多くなります。本当のことかもしれませんがやはり我慢も大事です。 この歳でこんなに新鮮な気持ちになるとはビックリします。40代も半ばを過ぎ、やっぱり人生まだまだだと良くわかりました。皆さん、もし自分の人生の彩りを最近薄く感じたなら、新しい趣味を探してみませんか?意外な効果が出るかもしれません。カメラを通して新しい彩りを見つけた僕のように。

Setouchi Tsurezure Series #1 – Introduction


A scan of the article from the November 18, 2023 issue of the Setouchi Times.

初めまして、ライオンジミーです。これから時々瀬戸内タイムスさんで記事を書きます。よろしくお願い致します。

まずは自己紹介しようと思います。

僕はアメリカ・カンザス州の田舎で生まれ育ち、隣のオクラホマ州のタルサ大学でドイツ語と哲学を勉強しました。その後アイオワ州で大学院生としてドイツ語・語学修士の学位を取りました。そして、ドイツのベルリンにて勉強を続け、知人の仕事の紹介で2004年に初来日しました。

日本に来る前はこの国と何も縁が無かったこともあり、言葉しも文化も分からない状態でした。それでも山口県での生活が気に入ったのは、日常の生活リズムや景色が何となく地元カンザスにいるような感覚だったからと思います。約2年後には素敵な女性と出会い、翌年結婚しました。すっかり山口県に根付いた生活の日々。現在は光市で家族三人で暮らしています。

思い返せば来日して19年。やっと日本語が困らない程度に話せるようになりました。更に日本文化にも興味が沸き、自分に合う過ごし方ができています。

当初は英会話講師として働きましたが、2016年に独立し、今は英訳・ライター業です。日本語を英語に訳したり、自分で取材して記事を書いています。

今回は日本語で文章を書いているので、緊張で汗をかきながらキーボードを打っています。もし変な日本語でしたらお許し下さい。

翻訳の仕事は多様性が豊かです。観光や文化、文学等の原稿を慎重に読み、自分の理解を深め、そして英語に書き直すという作業です。最近は横溝正史のミステリー「悪魔が来たりて笛を吹く」を英訳し、今年2月にイギリスで出版されました。

日本各地の観光サイトからも依頼がくることで、行った事がない場所でもどんどん詳しくなり行った気持ちになれます。非常に面白い仕事です!

地元の中小企業のウエブサイトも英訳していますが、山口県内の仕事はほとんど日本酒関係です。

僕はかなりの日本酒マニアで、以前も瀬戸内タイムスさんに紹介して頂いた際も、県内の酒蔵を全て巡り、アメリカでそれらを紹介する本を出版しました。これからも地元の酒蔵の力になれたら嬉しいと思います。

もちろん美味しいものですが、日本酒の魅力はやはり職人技の塊であることです。お米から酒を造るには職人の知識・経験・勘が欠かせない事で、かなり興味深いです。日本酒の興味に釣られて最近酒器にも興味が沸き、陶磁器を集めています。萩焼はもちろんですが山口県のあちこちに才能溢れる陶芸家がたくさんいます。

これから瀬戸内タイムスさんでは自分の好きな物がテーマになります。ということは、地元の隠れた職人や文化、美しい自然や、おいしい日本酒がほとんどだと思います。そしてたまには陶磁器についてお話ししたいです。

やはり、山口県は歴史でも文化でも自然でも恵まれているのです。